こんにちは。ライターの大塚たくま(@ZuleTakuma)です。春日市にある歯科医院「春日原駅前歯科医院」さんから取材依頼から生まれた企画「ぼくの歯科レポート」。
この記事は春日原駅前歯科医院さんの提供でお伝えします。
今回は第9回。じつはついに最終回です。今日はついに、親知らずを抜歯します。
抜歯する親知らずの状態をチェック
ぼくの親知らず、レントゲン写真を確認すると分かりやすくなっています。
左の下にはっきりと生えている親知らず。
これを抜きます。
もうぼくは親知らずを抜くのは3回目。でも、なんだか緊張するんですよね。結構、長い時間がかかった経験もあるし……。
以前、親知らずを抜いたときに何故か残された、この歯。じつはぼく、下の前歯がすきっ歯なんですよね。
まあ、もう埋めてしまったんですけど。このすきっ歯が「親知らずを残しておくことで、歯が押し出されて埋まることがある」と言われたんです。
まあ、親知らず自体も変な生え方はしていないし、虫歯になっているわけじゃないということで、先生からは「抜かなくていいんじゃないか」と言われました。
ぼくはせっかく歯科に来たんだから、きれいさっぱり抜いてほしいと思ったんですが、先生が「抜かなくていい」というものを無理やり抜くのも気が引けて、断念したのです。
矢野ただし
春日原駅前歯科医院院長。大阪歯科大学大学院時代には歯周病の原因を追究し博士号を取得。大学医院時代には講師として、中国全土・韓国・シンガポールにインプラント治療を広める。理念は「名医であり良医たれ」
しかし、春日原駅前歯科医院の矢野先生に診てもらったところ「すぐに抜いたほうがいいし、既に虫歯になっている」とのことでした。よし、抜こう。
①まずは麻酔を打ちます
まずは歯ぐきに麻酔を打っていきます。最初は魚の骨が挟まったようなチクッと感がありますが、あとは痛くありませんでした。
麻酔はすぐに効き、何本か打ったんですが、ほぼ感触はありません。
②ブラッシング→歯を一部カット
麻酔はすごい勢いで効いています。さあ、いよいよ抜歯……。
と思いきや、まずはブラッシングをしてくれました。しばらく、念入りな歯磨きがしにくくなるので助かります。
ブラッシングをしている間に、どんどん麻酔は効いていきました。
その後、歯の切断が始まりました。キュイイインという音とともに、あっという間に切断完了。
ここまで麻酔の接種から約15分です。
③もう抜けた
切断後、すぐに歯ぐきに器具が入ってきました。麻酔が効いているので、痛みはゼロ。
すると、矢野先生が器具にてこを押すように、力を入れはじめました。えっ、何、もう抜けるの?
グイッ
矢野先生:はい、抜けました。
えっ?
えっ?? もう抜けたの???
ホントに抜く時間は1分ちょっと。麻酔を打ってから20分程度しか経っていません。
歯を見せてもらって、ようやく事態が飲み込めてきました。本当にもう抜けたんだ。
え。もう帰っていいんですか?
そりゃいいか。もうやることないもんな。
まだ春日原駅前歯科医院に到着して、30分も経っていません。
ーーこんなにすぐ抜けるんだったら、本当に早く抜けばよかった……。
矢野先生:親知らずは早く抜いたほうがいいですよ。私は学生時代にすべて抜きました。
ーー親知らずを放っておくとどうなりますか?
矢野先生:親知らずは歯ブラシが届かないのが大きな問題です。だから虫歯になってしまう。その虫歯が他の歯に及ぶこともあるし、歯磨きがしにくくて歯周病の原因にもなります。
たしかにぼくの歯も、抜いたものを見ると黒ずんでいて、虫歯になっていたことがわかります。痛む前に抜けてよかったです。
親知らずはなるべく早く抜くべき
親知らずもなくなり、ぼくの歯の治療はいったん終了。この連載も終了です。長い間、見守ってくださり、ありがとうございました。
すきっ歯を埋め、虫歯を治療し、銀歯を白くして、子どもの歯も見てもらって、親知らずを抜きました。全部、全部ブログでお伝えしきれて、達成感でいっぱいです。
予防歯科は不要不急ではありません。ぜひとも、歯が悪くなる前に、歯科で歯を診てもらうようにしてくださいね。
今回行った治療(2021年6月1日)
- 親知らず抜歯
治療時間:30分
今回の新発見
- 親知らずを抜くのは1分程度
- 親知らずの抜歯は30分程度で終わることもある
- 親知らずは早いうちに抜くべき
これまで「ぼくの歯科レポート」を読んでくださいまして、ありがとうございました。春日原駅前歯科医院さんの提供でした。
ぜひ天神大牟田線沿線にお住まいの方は、春日原駅前にある春日原駅前歯科医院を選んでみてください。