こんにちは。福岡県在住ライターの大塚たくま(@ZuleTakuma)です。
今回は古賀市のローカルメディア「古賀すたいる」を運営するたかガールさんに取材依頼をいただきました。
福岡県古賀市。国道3号線や鹿児島本線、九州自動車道といった福岡県民がよく利用する交通網が通っています。福岡県民ならなじみ深い場所です。
「古賀すたいる」という地元メディアを運営しているのであれば、きっと古賀市については詳しいはず。そこで、福岡県古賀市の住みやすさについて詳しく尋ねてみました。
「古賀市は買い物好きには最高の場所」と語る、たかガールさん。その真意はどこにあるのか。今回は古賀市の魅力に迫ります。
- 福岡県民が通過する場所・古賀市
- そもそも、古賀市とは?
- 古賀市の住みやすさを示す事実①交通の利便性
- 古賀市の住みやすさを示す事実②自然いっぱい!優秀な公園が豊富
- 古賀市の住みやすさを示す事実③工場直売会最高!買い物が楽しい
- 「古賀すたいる」とは
- 住みやすさ満点の福岡県古賀市……アリでしょ?
福岡県民が通過する場所・古賀市
古賀市にやってきました。古賀すたいるの編集長であるたかガールさんに会うため、古賀の商店街の中にある「わくわくサロン」へ伺います。
たかガールさん:古賀すたいるの2代目編集長。古賀のイベントにちょこちょこ出没していた福津市民だったが、古賀が好きすぎて、古賀に嫁ぐ。福岡ソフトバンクホークスを愛しており、ペンネームは「鷹ガール」という意味。
――たかガールさん、本日はよろしくお願いします!
たかガールさん:よろしくお願いします。大塚さんは古賀に来たことはありますか?
――もちろんあります。身近な存在ですよ。国道3号線も実家の宗像に帰るときによく通りますし。
たかガールさん:なるほど!そうなんですね。
――古賀インターもよく使いますし、学生時代は電車で毎日古賀駅を通ってましたよ。ニビシの工場や、サンリブ古賀の風景が浮かびます。
たかガールさん:大塚さん。
――はい。
たかガールさん:それ、通過してるだけでは……?
――えっ。
たかガールさん:それ古賀に来てるんじゃなくて通過してるだけですよ。古賀を目的地にしたことはありますか?
――あっ。ないかも……。
たかガールさん:ああああ~~、やっぱりそうですよねぇ……。通過するところになっちゃってるんですよね……。今日は古賀市の魅力をしっかりお伝えします。
そもそも、古賀市とは?
古賀市は福岡市から北東に約15㎞の場所にあります。福岡市のベッドタウンとして知られ、博多や天神に通勤する人が多く生活する都市です。
人口は約6万人。ベッドタウンとして順調に人口を伸ばしていましたが、最近は糟屋郡の発展もあり、動きが鈍化しているのだとか。
「古賀市」と聞くと、なんだかなじみ深い気が勝手にしていたんですが、何も知らないことに今更気が付きました。今日はいろいろ古賀市の魅力を教えてもらおうと思います。
古賀市の住みやすさを示す事実①交通の利便性
みんと - 投稿者本人による撮影, GFDL-no-disclaimers, リンクによる
たかガールさん:まず、古賀市の最大の魅力は交通の利便性が高いことですね。大塚さんが何度も通過するということは、それほど交通の要所であるということです。
――確かに。こんなに通過してるということは、逆に言えばそれだけ便利な場所ということですよね。まず車なら、国道3号線と古賀インターチェンジがある。
たかガールさん:そうですね。国道3号線にはバスも通っていて、どこに行くにも便利です。鉄道も古賀市内にはJRの駅が3駅もあります。古賀駅、千鳥駅、ししぶ駅。
そらみみ (Soramimi) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
――市内にJRの駅が3駅って、すごいですよね。博多駅までも遠くないですもんね。
たかガールさん:博多駅まではJRで20分程度ですね。福岡空港にも車で30分程度。移動や輸送がしやすいので、多くのメーカーが古賀に工場をつくっていますよ。
古賀市の住みやすさを示す事実②自然いっぱい!優秀な公園が豊富
たかガールさん:海と山の両方が近いことも魅力だと思います。
――あれ、古賀市って海ありましたっけ?
たかガールさん:海水浴場ではないので、福岡の方からすると影が薄いかもしれません。花見海岸(花鶴浜)を散歩するのは最高ですよ。
――うわー、めっちゃきれいですね。こんなにきれいな夕焼けを見られる場所が古賀にあるんですね。
たかガールさん:海岸のそばは「花鶴が浜公園」として整備されているので、過ごしやすいと思いますよ。
――ぼくが今住んでいる大野城市には海がないので憧れますね。いいなー。
たかガールさん:山もありますね。西山や岳越山といった山があり、登山する人もいますね。あとは森林遊歩道で森林浴ができる千鳥が池公園もおすすめ。
――海もあれば池もあるんですね。
たかガールさん:薬王寺水辺公園もおすすめです。自然に囲まれて、野鳥のさえずりに耳を傾けながら、散歩ができますよ。近所には温泉もある、リラクゼーションスポットです。
――福岡県の中心部に近いのに、海や山を感じられる公園がたくさんあるのはありがたいですね。
たかガールさん:公園という観点で言えば、古賀グリーンパークはすごいですね。広さ9,400平方メートルの芝生広場があったり、水遊びができたり。スケートボードやインラインスケートが楽しめる「ライブ・スケーツ古賀」もあります。
――まさかこんなに優秀な公園がたくさんある場所とは思いませんでした。古賀、めっちゃいい。
たかガールさん:福岡県内でもあまり知られてないと思います。古賀市民はみんな、この恩恵を受けているんですよ。
古賀市の住みやすさを示す事実③工場直売会最高!買い物が楽しい
たかガールさん:私、買い物が大好きなんですけど、買い物好きには最高ですよ。IKEAが近いし、イオンモールもあります。
――でも、IKEAは新宮、イオンモールは福津ですよね。
たかガールさん:その両方に近いという利点があるんですよ。
――その手があったか。なるほど。それは古賀ならではですね。
たかガールさん:もちろん、地元の「サンリブ古賀」も優秀ですよ。何でもそろうし。
――なるほど。たしかに便利そうです。そういう大きなショッピングセンターが多数あるのがいいところなんですね。
たかガールさん:あと、絶対に外せないのは工場直売ですね。
――あー!なるほど。古賀には食品メーカーの工場が多いですもんね。
たかガールさん:そうなんです。地元の工場の直売会をはしごするのが大好きで。よく買い物に行きますよ。
――工場で足並み揃えて町おこしをやっているわけですか!これは知らなかった。
たかガールさん:お菓子メーカーの「如水庵」や博多ぶらぶらの「博多菓匠左衛門」、ハムやソーセージの「日本食品」など、魅力的な直売所がたくさんあります。半額とかで買えるんです。
――めっちゃ楽しそうですね!ぼくも行ってみたい。
たかガールさん:毎月最終水曜日に、古賀市工場団地の工場直売所が一斉に行う特売会はいいですよ。あちこちで特売がやってて、お祭りみたい。よく行きます。
――へー!!特売イベントか。それは行ってみたい!!楽しそうですね。
たかガールさん:ついつい買いすぎちゃって。ちなみにこれも特売イベントで買ったものですよ。
――アウトレットなので見た目は地味ですけど、お茶の香りが濃厚でめちゃめちゃ美味い。
たかガールさん:これは他県の人にもぜひ足を運んでほしいですね。年に一度、5月にはこの直売会が原点となっている「食の祭典」が開催されています。2020年はコロナ禍の影響で延期になってしまいましたが、こちらも要チェックです。
――なるほど……。古賀市に住むと、消費生活が楽しそうだ。
――いやー、古賀がこんなにいいところだとは思いませんでした。新宮町や志免町に注目が集まる中、ちょっと穴場かもですね。住みたい。
たかガールさん:ぜひ博多や天神にお勤めの方は、居住地として選択肢に入れてほしいですね。
――古賀市に住もうと思ったら、どんな情報に触れるといいですか?
たかガールさん:古賀すたいるの最新記事はもちろんですが、古賀市でも古賀市移住・定住のポータルサイトがあるので、ぜひそちらを見ていただければなと思います。
――けっこうちゃんとしたサイトがあるんですね。
たかガールさん:古賀市への居住をおすすめする動画もあるので、こちらもご覧いただけるとイメージが膨らむかなと思います。
「古賀すたいる」とは
さすが地域メディア「古賀すたいる」の編集長・たかガールさん。古賀に関する魅力的なお話がいくらでも出てきます。
ここからはそもそも「古賀すたいる」とはどんなもので、どうやって始まったのかを詳しくお尋ねしていきましょう。
古賀すたいる誕生のきっかけは「枚方つーしん」
――古賀すたいるの代表はたかガールさん……になるんですか?
たかガールさん:いや、私はあくまで編集長です。代表は昨年大阪に引っ越してしまっていて……でも、今でも代表なので、リモートでつなぎましょう!
――あっ、そうなんですね!お願いします。
たかガールさん:つながった!戸田さーん、こんにちはー!今日はライターの大塚さんもいらっしゃってまーす!
――はじめまして!ライターの大塚です。こんにちは。
戸田さん:こんにちは!よろしくお願いします。
――では、代表の戸田さんにご質問します。古賀すたいるの誕生のきっかけを教えていただいてもよろしいですか?
戸田さん:古賀すたいるは2013年11月にスタートしました。古賀市が主催するFacebookの勉強会で知り合った仲間に、古賀すたいるの構想を話したら賛同してくれて。それがきっかけですね。
――戸田さんご自身が、古賀すたいるを着想したきっかけは何だったんでしょうか。
戸田さん:私は大阪から古賀に越してきていたんですけど、大阪には「枚方つーしん」という地域メディアがありました。古賀にも「枚方つーしん」みたいなものがあればいいなと、引っ越してからずっと思っていたんですよね。
――なるほど。「枚方つーしん」の古賀版をやろうじゃないかということですね。
戸田さん:はい。でも、一人でやるのはしんどいじゃないですか。それで、仲間を募ったというわけです。
現在の活動内容とは?
――古賀すたいるの活動内容は、主にどんなものがありますか?
戸田さん:古賀のお店や企業を取材して情報を記事に載せるというのがメインですね。ただやっぱり、それだけだと見てもらえないので、リアルのイベントも行っています。
――どんなイベントを行っているんでしょうか。
たかガールさん:大きいのは行政と一緒にやる「せんきょ割」ですね。古賀市に委託を受けてやっていました。
――すごい。行政と一緒になった活動も行っていらっしゃるんですね。
戸田さん:せんきょ割で古賀すたいるを知ったという市民の方も多いんじゃないかと思います。
たかガールさん:それ以外でも、ここのわくわくサロンでイベントをやっていました。季節でイベントをやって、地域の方とふれあっています。楽しいからやっているって感じです。
――でも、そうやってネットの活動と、オフラインでの活動を精力的にされているのは素晴らしいことだと思います。古賀すたいるの活動に収益性はあるんでしょうか。
戸田さん:一応、Google Adsenseの広告があって。あとはスポンサー制度というのもあります。スポンサー料を払っていただければ、年に一度記事を書き、トップページにバナーを張ったり、スタッフが応援したりするというものです。
――なるほど、それで収益をあげていると。
戸田さん:ええ、まあ。でも、サイト全体の収益となると……。
――なるほど……。まあ、そうですよね……。……。
たかガールさん:楽しいから、やっています。
――あっ、そうですよね!そう。それが一番大切なことですよ。そうそう。
戸田さん:そうそう。楽しいからだよね。
――古賀すたいるのサイトからは編集長が楽しんでいることが伝わってきますよ。
たかガールさん:古賀すたいるで古賀に興味を持ってもらって。リアルなイベントで古賀市を好きになってもらいたいですね。
戸田さん:そう。そして、ゆくゆくは移住してほしいです!!
――なるほど。きっとこの記事を読んだ方は「古賀、アリだな!」と思ってくれると思います。本日はありがとうございました。
住みやすさ満点の福岡県古賀市……アリでしょ?
古賀すたいるは、古賀を愛する人が運営する、古賀を愛する人のためにつくられたWebメディアでした。現代表が大阪に引っ越した今でも代表を続けてらっしゃるという事実が、古賀への愛を実感させられますね。
これまで何度も通過してきただけで何も知らなかった古賀市。まずは毎月最終水曜日の工場直売会に行ってみよう。もしくは浜辺に夕日を見に行ってみようかな。どう過ごすか、もっと詳しくは「古賀すたいる」の記事を読みながら考えてみましょう。
古賀への愛で運営されている「古賀すたいる」。みなさんの古賀への視線が少しでも変われば、嬉しいです。
最後にもう一つ、古賀市のPRビデオです。
そして、最後にお知らせです。
【ライター・大塚拓馬に取材されたい店・人募集中】
・掲載先はこのブログです
・記事の企画は読者目線で丁寧につくりこみます(魅力の伝え方を一緒に考えましょう)
・自己紹介に使える決定版のような記事を作ります
・取材出張費のみいただき、執筆料はいただきません(交通費実費+取材日の時間拘束費1h1000円)
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