こんにちは。ライターの大塚たくま(@ZuleTakuma)です。
本サイト「大塚たくま.com」では現在、アビスパ福岡と連携し「#ふるさと福岡で一丸に。アビスパ福岡クラウドファンディング」を応援する記事を公開しています。
今回はその応援企画の第3弾!!クラウドファンディングの返礼品に3000円分のお食事券を提供している「牛タンと蕎麦のさえ木」についてご紹介します。
スタッフおすすめのメニューと、アビスパ福岡サポーターとの絆について、インタビューも行いました。
- 中洲「牛タンと蕎麦のさえ木」に到着
- 「牛タンと蕎麦のさえ木」名物の「アビスパシート」
- 「牛タンと蕎麦のさえ木」スタッフおすすめのメニュー3選
- 1店舗だけどスポンサー「牛タンと蕎麦のさえ木」インタビュー
- 応援したくなる「牛タンと蕎麦のさえ木」
中洲「牛タンと蕎麦のさえ木」に到着
夜。中洲に到着しました。平日の夜とは言え、かなり人が少ないような。
中洲の街は新型コロナウイルスの感染拡大の影響、とくに中洲のある店舗で感染クラスターが出て以降は夜の人出がかなり少なくなってしまっているようです。
▲牛タンと蕎麦のさえ木さんが運営する「中洲の山田ちゃんねる」より
「牛タンと蕎麦のさえ木」の看板が見えてきました。中洲4丁目にお店があります。
2018年5月に創業。店舗は中洲の1店舗です。
アビスパ福岡のスポンサーであることはもちろん、8月29日には冠マッチを開催したこともあり、ぼくはてっきり何店舗かチェーン展開をしているお店だと勝手に思い込んでいました。
まさかこちらの1店舗とは。
お店の前にやってくると「カツ丼」「ざる蕎麦」と書かれた、大きな立て看板がお出迎え。ようし、絶対食べよう。
お店はビルの2階です。どんなお店なのか楽しみ。
「牛タンと蕎麦のさえ木」名物の「アビスパシート」
屋台のような雰囲気もあるカウンター。コロナ感染対策のため、透明の仕切りも置かれています。
右隅の2席は「アビスパシート」と呼ばれて、アビスパサポーターの間で親しまれています。
「アビスパシート」には、アビスパ福岡選手のサイン入り写真や、記念盾、さらにメッセージカードが入ったアルバムが飾られています。
メッセージカードのアルバムは、アビスパ福岡のスタッフの皆さんから贈られたものです。
「牛タンと蕎麦のさえ木」さんがコロナ禍でも奮闘するアビスパ福岡のために、お弁当の差し入れをしたところ、お礼として贈られたそうです。
アビスパとお店の関係性がうかがえる出来事ですね。選手が食事に来ることもあるのだとか。
ぼくも神聖なアビスパシートでビールをいただきました!美味いっ!!ぜひ皆さんもここで一杯。
「牛タンと蕎麦のさえ木」スタッフおすすめのメニュー3選
さて、ここからは「牛タンと蕎麦のさえ木」スタッフがおすすめする厳選メニューを3品ご紹介します!
アビスパ福岡クラウドファンディングの商品券を使う際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめメニュー①熟成厚切り牛タン焼き
まずはお店の看板メニューである牛タンです!最高級のタン元のみを使っています。
備長炭を使って、じっくりと網で焼いてくれます。カウンターから焼いている様子を見るだけで、もうめちゃめちゃ美味しそう。
熱く切った牛タンは噛み応えと柔らかさが共存。噛めば噛むほど溢れ出る、牛タンの甘い旨味がワサビとよく合う。おいしいいい~~!!!いくらでも食べられそう。
おすすめメニュー②かつ丼
蕎麦のお店ということもあり、実はけっこうおいしいのがこちらの「カツ丼」とのこと。「夜にお酒を飲むお店でかつ丼?」って思っちゃうかもしれませんが、そんなくだらないことを気にしている場合じゃないっ。
甘くてジューシーな豚肉は耶馬渓錦雲豚。糸島ファームの濃厚で甘みとコクが豊かな天井卵を使用している、超贅沢なかつ丼です。
丼つゆには「牛タンと蕎麦のさえ木」自慢の特製鰹出汁を使用。つゆだくで運ばれてくるかつ丼は飲んだ後でも、あっという間に空っぽになるはずです。おいしかった……。
おすすめメニュー③ざるそば
やっぱりこれは外せません。ざるそば!看板メニューの一つです。
そばは十割蕎麦なので、香りがいい……!北海道産の蕎麦粉を使用しています。
噛み応えがしっかりあって、モチモチした食感と弾力が魅力。どんなに満腹な状態でも、スルスルいけちゃうようなお蕎麦です。
鯖節、かつお節、日高昆布、梅干等を入れて、じっくりと寝かしたつゆもおいしい!この蕎麦だけを目的に、二次会場所として使用するのもいいかもしれません。
これらのメニューのほかにも、牛タンしゃぶしゃぶなどがあるコースメニューも充実しています。ぜひ公式サイトでコースやメニューをチェックしてみてくださいね。
アビスパサポーターからのおすすめの声
取材前にアンケートでうかがった「牛タンと蕎麦のさえ木」を利用したことのある方の声をご紹介します。
「自粛中にテイクアウトと、その後、お昼に伺いました。お店の名前にもある牛タンとお蕎麦をいただきましたが、とても美味しかったです。お酒は瓶ビールをいただきましたが、製造日も新しく、冷えていて嬉しかったです。カウンター席もあるので一人でも伺いやすいですし、「アビスパシート」もあります。」
「実は今みたいにアビスパ推しをしてなかった頃からいってました。自分はやっぱりお蕎麦をお勧めしたいです。この喉越しのあるお蕎麦は福岡の都心ではなかなか食べられないです。」
「蕎麦もカツ丼も大海老天丼も美味しい!落ち着く雰囲気の店内も素敵です。アビスパシートはアビサポスタンプラリーの一つ。」
「何度か食事させていただきましたが、気持ちよく過ごせました。ありがとうございました。」
牛タンと蕎麦のさえ木
住所:福岡県福岡市博多区中洲4-7-2黄昏ビル2階
※営業時間等は変更の可能性がありますので、公式サイトで最新情報をご確認ください。
1店舗だけどスポンサー「牛タンと蕎麦のさえ木」インタビュー
さて、料理も揃いましたし、お酒を飲みながらインタビューしていきたいと思います。サエキジャパンの田仲本部長と、口石さんにお話をうかがいました。
1店舗なのにスポンサー
――どの料理もおいしいですね。「牛タンと蕎麦のさえ木」が1店舗ということに驚きました。
田仲本部長:私たちはサエキジャパンというグループ会社です。よく知られているところで言うと、福岡の「クリスマスマーケット」を実施しているのが私たちです。
――ああ、あの博多駅前でクリスマスにやっているやつですか!行ったことありますよ。ホットワインがおいしいイベント。
田仲本部長:「地域社会に貢献する」というコンセプトを持っており、これまでも「サエキジャパン」でアビスパ福岡のスポンサーになっていたんですが、2018年から「牛タンと蕎麦のさえ木」単独でスポンサーになりました。
――それって、かなり大胆な決断なんじゃないですか?
田仲本部長:中洲に1店舗しかない飲食店が単独でスポンサーになるというのは、大胆だと思います。でも、アビスパのサポーターの方と関わるにはそれがベストだろうということで、決断に至っています。
――最初にスポンサーになると聞いたときは、どう思いました?
田仲本部長:「ちょっとやめた方がいいんじゃないか」と思いました。経理を預かっている身だったもので。私はアビスパのガチサポだったので、嬉しい側面もあり……。
――ん??アビスパのガチサポなんですか??
「俺たちは勝つ!」熱すぎる試合前挨拶で話題に
田仲さん:私は2001年からシーズンシートを買って、20年間冠婚葬祭、海外出張以外のホームゲームはすべて行っていますよ。
――筋金入りですね。
田仲さん:昨年、初めての冠マッチを行って以降、アビスパサポーターの方々からの認知度が上がりました。試合前に私が挨拶をしたんですよ。スポンサーというより、ガチサポという感じの挨拶を。そしたら、Twitterでサポーターから反応があって。
――どんな感じの挨拶だったんですか?
口石さん:私、当時はアビスパのことはよくわかっていなかったんですけど……。それでも、なんか感動して。半泣きしちゃいました。
――えー!?そんなことあります??それ、動画とか残ってないんですか?見たいです!!
田仲さん:今年のがありますよ!ぜひ見てください。
ぼくは田仲さんの挨拶を動画で拝見することにしました。どんな挨拶なんだろう。
最初はまず、自己紹介や会社紹介、お店紹介。
スポンサーらしい挨拶が続きます。
コロナ禍の状況を伝えるお話も。こういう話ができる場所も貴重なので、大切ですよね。
と、思いきや本題と言わんばかりに、アビスパ福岡の話題へ移行。
コロナ禍でサッカーがなかった辛い日々をサポーター、選手に思い起こさせ……。
アビスパの成績に言及し、鼓舞。徐々に声のボリュームが上がっていきます。
最後はこの決め台詞で終わりました。
――いや、これスポンサー挨拶ですよね。すごい。最高じゃないですか!
田仲さん:「牛タンと蕎麦のさえ木すごい」とか「ガチサポだ」みたいな声をTwitterで見かけました。それからTwitterでもお店の反応が増えたと思います。
アビスパ福岡サポーターの方からの応援に感謝
――お店にアビスパ福岡サポーターの方はいらっしゃいますか?
口石さん:コロナ禍で一番助けてくれたのが、アビスパのサポーターです。コロナ禍でランチ営業を始めたんですが、そのランチ営業にたくさん来てくださって。本当にありがたかったですね。
――おおっ、そうなんですね。
口石さん:Uber Eatsでサポートをしてくださるのも、アビスパのサポーターの方々が多いですね。本当にありがたいです。Twitterでの発信を拡散してくれるのも、ほぼ全員アビスパサポーター。
――アビスパのサポーターって、スポンサー企業に対して、本当に協力してくれますよね。最初にそういう文化に触れたときは驚きました。すごいなあって。
口石さん:すごいですよね。私はサッカーを知る前にサポーターの皆さんと触れたので、アビスパ福岡よりも先にサポーターの皆さんのことが好きになってしまって。サポーターのファンというか。
――ぼくも昨年、サポーターの皆さんとたくさん交流したことでアビスパを応援するようになったのでわかります。
口石さん:アビスパサポーターの方々の熱さに触れて「この人たちのためにも勝ってほしい」という想いから、アビスパを応援するようになったんですよね。
中洲の現状は厳しい
――外を見て思いましたが、中洲はかなり人通りが少ないですね。
田仲さん:中洲でクラスターが出て以降、お客さんはかなり減りました。今日もなかなかお客さんが来ないですね……。
――お店を開けるのも大変ですね。
田仲さん:この状況なので「9月は休業すべきでは?」という話も社内ではありましたが「冠マッチの直後に休業にはできない」と思い、感染対策をしっかり施したうえで開けております。
――クラウドファンディングを契機に「牛タンと蕎麦のさえ木」をさらに知ってもらって、お店に来てほしいですね。
田仲さん:そうですね。なかなか「中洲に集まってみんなで宴会」とはなりにくいので……。私たちも発信をなんとか頑張って、アビスパ福岡に活力をもらいながら、頑張ろうと思います。
――本日はどうもありがとうございました!
応援したくなる「牛タンと蕎麦のさえ木」
中洲にひっそりとたたずむ「牛タンと蕎麦のさえ木」。総席数50席のお店が冠マッチをするって、かなり粋なことだと思います。またプライベートで食事に行きたいと思いました。
それと同時に「中洲がヤバい」ということも思い知りました。本当に人が少ない……。「牛タンと蕎麦のさえ木」は感染対策をばっちりしているお店ですので、ぜひお店へ行ってみてくださいね。
牛タンと蕎麦のさえ木
住所:福岡県福岡市博多区中洲4-7-2黄昏ビル2階
※営業時間等は変更の可能性がありますので、公式サイトで最新情報をご確認ください。