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福岡ではたらくWebライターです。

『隠れ家』をコンセプトにした移転が裏目…?北九州の激ウマ創作ラーメン「笑福亭」の魅力を伝えたい

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こんにちは。福岡のライター・大塚拓馬(@ZuleTakuma)です。

今回は北九州市小倉北区にある「笑福亭」という老舗ラーメン店より取材依頼を受けました。

 

なんでも「移転したのをきっかけに集客に困っている」のだとか。

 

とは言え、テレビや雑誌、ネットメディアなどに多く取り上げられる人気店のようですし、「とんかつラーメン」という名物メニューもあるとのこと。

 

そんな人気店がいきなり集客に困るだなんて、どういうことなのでしょうか。

笑福亭に行ってみよう! どこからどこへ移転した?

もともと、笑福亭は北九州市小倉北区の片野4丁目という場所にありました。移転の状況を知るため、僕はまず旧店舗に行ってみることに。

 

旧店舗は玄関が板張りにされており、移転を知らせる大きなポスターが掲示されていました。

 

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▲2020年3月現在、旧店舗は移転のポスターが貼られている

 

ポスターには明確に移転先が記されており、Googleマップで新店舗の場所にアクセスできるQRコードも貼られていました。

 

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▲ポスターのデザイン(笑福亭公式サイトより)

 

けっこう親切な案内ポスターですし、個人的には分かりやすいと思います。

 

実際に旧店舗から歩いて、新しい笑福亭に行ってみることにしました。

 

まずは旧店舗の目の前にある信号を渡り、国道322号線に出ます。

 

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そして、322号線に入った先にある、この角から右折します。

 

地元の方なら「前田病院がある通り」で通じるかもしれませんが…。ちょっとナビを入れないと厳しいかもしれません。

 

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曲がり角から3分程歩くと「隠れ家らぁ麺 笑福亭」に到着します。

 

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旧店舗からは歩いて10分くらいで到着しますし、住所さえわかっていればけっして悪いアクセスではないと思います。

 

モノレール片野駅から徒歩12分、JR城野駅からは徒歩10分です。

>>「隠れ家らぁ麺 笑福亭」の食べログはこちら

 

 

笑福亭の店内はまるでカフェ! メニューも豊富

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2019年にできたばかりの店内は清潔感があり、まるでカフェ。女性でも入りやすい雰囲気です。

 

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コンパクトな空間ですが、木の温かみと鮮やかな色彩でリラックスできます。居心地の良いラーメン店だと思いました。ホント、女子ウケよさそうです。

 

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お店の暖簾もこの可愛さ。名物メニューのとんかつラーメンのイラストめっちゃ可愛い……。

 

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創作ラーメンがウリということで、メニューも豊富!今回は店主のご協力のもと、実際に食べ比べをしてみようと思います!

 

隠れ家らぁ麺 笑福亭のおすすめメニュー①とんかつラーメン

まずは笑福亭の看板メニュー、とんかつラーメンをいただきます。

 

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とんかつはロース肉を使用しています。厨房から「ザクッザクッ」ととんかつ店顔負けのおいしい音が聞こえました。

 

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▲とんかつラーメン 980円

 

丼からはみ出したとんかつが美しい。インパクト十分の一杯です。

 

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ほどよい厚さのロースカツはサックサク。お肉もやわらかくて、このままソースをつけてご飯をかき込みたいような美味いカツです。

 

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麺はストレートの細麺ですが、福岡の一般的な豚骨ラーメンよりは少しだけ太めだと思います。噛み応えがあって、モチモチした麺です。

 

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とんこつスープはコクとまろやかさがあり、クリーミーでした。とんこつの旨味は濃厚に感じますが、後味はあっさりしており、バランスがとれています。

 

脂っこくなくて臭みもないし、老若男女誰でも美味しく食べられそうなスープです。美味い!!

 

ラーメンをすすっていると、だんだんとんかつの衣にスープがしみてきます。

 

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この衣にとんこつスープがジュクジュクにしみたカツが絶品です。

 

食べるとジュワッと、とんこつとロース肉のうま味が混ざり合って、もう最高。

 

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この美味さを知っちゃうと、スープにとんかつをギュウギュウ押さえつけて、吸わせよう吸わせようとしちゃいます。

 

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まさかとんこつスープが、最高のとんかつソースになるなんて。

 

味も最高、食べ応えも十分な満足度の高いやみつきメニューです。さすが一番人気メニューという美味しさでした。

 

隠れ家らぁ麺 笑福亭のおすすめメニュー②魚海塩らぁ麺

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▲魚海塩らぁ麺 860円(税込)

 

魚海塩らぁ麺は澄んだスープとつるつるシコシコの麺がウリのラーメンです。

 

っていうか、あの……。

 

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これ本当にさっきと同じ店?

 

とんかつラーメンとのあまりの差に驚きます。


スープはかつお、サバ、いわし、アジなどの豊富な魚介を使用しており、名前の通り魚介の香りが強い塩ラーメンです。

 

スッキリしているのにコクのある深い味わいで、美味い。すごく美味い。いくらでもすすっちゃう。ただ、さっきと美味さのベクトルが全然違う。

 

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魚海塩ラーメンの麺はとんかつラーメンの麺とは別の麺を使っています。

 

表面がツルツルとしており、噛み応えがあってコシのある麺です。少し透き通って見える麺のビジュアルが美しい。

 

あまりにも麺が美味しかったので店主に尋ねてみたところ、さまざまな麺を研究した結果、京都にある麺屋棣鄂さんから麺を取り寄せているとのことでした。

 

www.teigaku.com

 

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特筆すべきはこの箸で持つとズシッと重い穂先メンマ。これがまたうま味たっぷりで、甘くて噛みごたえあって、めっっちゃ美味いんですよ!

 

こんなに大きなサイズのメンマを初めて食べました。メンマって、こんなに美味いのか。

 

ちなみにこちらは糸島市のメンマ専門会社のタケマンさんのメンマだそうです。世の中にはメンマの専門会社なんてものがあるんですね…。

mennma-takeman.jp

 

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そして極めつけがこの自家製チャーシュー。

 

創業以来変わらぬ味付けで店主自慢のチャーシューで、常連客の中でもファンが多いそうです。

 

噛めば噛むほど旨味がジュワジュワ噴き出す感じで、もう最高。

 

というか魚海塩ラーメン、ちょっと贅沢すぎません?

 

見どころ多すぎ。

 

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試食だから残さないと他のラーメンが食べられなくなってしまうのに、美味すぎてあっという間に全部食べてしまいました。

 

隠れ家らぁ麺 笑福亭のおすすめメニュー③火山めん

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▲火山めん 880円(税込)

 

火山めんはとんこつスープにマー油、炙りチャーシュー、煮たまごと黒ゴマペーストが乗った一杯です。

 

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スープはとんかつラーメンと同じとんこつスープとのことですが、とんかつラーメンのあっさりした後味とは全然違います。けっこうこってりしていて、パンチの効いた味わい。

 

店主に尋ねてみたところ、マー油を加えた影響とのこと。マー油を入れるだけでこんなにスープの印象が変わるのか…。

 

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火山めんもこの炙ったチャーシューが美味い!!片側だけを炙っていることで、香ばしさとジューシーさを共存させています。

 

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煮たまごはチャーシューと同じ調味料で味付けしているとのこと。これもまた甘くて美味しい~!!

 

とんかつラーメン、魚海塩ラーメン、火山めん。どれも個性はバラバラで完成度も高く「3杯ともホントに同じ店?」と思っちゃいます。

 

笑福亭のポテンシャルの高さを感じさせる3杯でした。

 

おおつかたくま.com限定特典「替玉 or 餃子サービス券」

笑福亭さんのご好意で、本記事限定のサービスをいただきました。

来店時に下の画面を見せることで、替玉か餃子をもらえます!!

※初回訪問時に限りますので、ご了承ください。

 

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★筆者からのお願い★

ぜひお店の感想や写真をツイッターにアップして、笑福亭さんの美味しさをお伝えください。

よろしければ、お店の人にも「おいしかったよ!」と一言伝えてあげてくださいね!

 

隠れ家らぁ麺 笑福亭

住所:福岡県北九州市小倉北区片野新町1-14-10 コーポ片野 1F

営業時間:11:00~15:00、18:00~20:00

定休日:水曜日

>>お店の公式サイトはこちら

>>「隠れ家らぁ麺 笑福亭」の食べログはこちら

 

どうして笑福亭は集客に困っているのか?

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店長おすすめの自信作を3杯しっかり味わいました。どのラーメンもめちゃめちゃ美味かったです。

 

行ってみて分かった笑福亭の特徴

  • 個性があってここでしか食べられないラーメン
  • どのラーメンもやみつきになるような美味しさ
  • おしゃれで女性でも入りやすいお店づくり
  • 創業30年を超える老舗店

 

正直、ちょっとした移転やリニューアル程度でお客さんを大幅に失う理由がよくわかりません。

 

そこで、僕に取材依頼を出してくださった、笑福亭の店主・岸川秀伸さんに詳しいお話をうかがいました。

 

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▲隠れ家らぁ麺笑福亭店主 岸川秀伸さん

 

――大将、どのラーメンもめちゃくちゃ美味かったです! 最高でした!!

 

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岸川さん:それはよかったです!

 

――ラーメンはどれも美味しいし、お店もキレイでおしゃれだし…。お客さんが減るようには思わないんですけど、本当にお客さんが減っているんですか?

 

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岸川さん:いやー……。もう本当、力を貸してください。

 

――やっぱり、移転が原因ということですか。でも、移転くらいでお客さんが減るようには思えないんですけど。

 

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岸川さん:移転というかですね…「隠れ家」というコンセプトがあるにしても、さすがに隠れすぎちゃったなあと思うんですよ。

 

笑福亭の客足が減った理由の仮説①いくらなんでも隠れすぎた

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▲笑福亭は「隠れ家」というコンセプトを押している

 

――そもそも、どうして「隠れ家」というコンセプトにされたんですか?

 

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岸川さん:よく山奥にあるお蕎麦屋さんに、たくさんの人が訪れて繁盛しているという話を聞きませんか?

 

――話は聞いたことがあります。ネットでもたまにそういう記事を見かけますね。

 

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岸川さん:「ああいうの、いいなァ」って、思いまして…。

 

――なるほど…。まあ、わかります。いいですよね。

 

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岸川さん:利便性じゃなくて、味だけで選ばれるということに憧れがあったんだと思います。それであえて「隠れ家」というコンセプトを押し出せば、お客さんが探して来てくれるんじゃないかなあと思ったんですよ。でも甘かった。驕りがあったと思います。

 

――でも、旧店舗と歩いて10分くらいしか離れてませんし、そこまでアクセスは悪くないと思うんですが…。

 

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岸川さん:大塚さんは今日、地図を確認して来てくれたからそう感じるんだと思います。前の店は国道沿いでしたけど、今は住宅街の小さな道の奥ですから、やっぱり影響は大きいですね。

 

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▲笑福亭に行くにはこの小さな道を奥へ進む必要がある

 

――でも「隠れ家」というコンセプトは、大将が一人、黙々とラーメン道を追求する感じでかっこいいですし「知る人ぞ知る名店」って感じで、個人的には良いなあと思いますけどね。

 

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岸川さん:うーん……。僕がやたらと「隠れ家」というコンセプトにこだわりすぎちゃって…。本当に「隠れ家」になってしまうとさすがに…。

 

――たしかに…。深く追求する大将の性格が裏目に出ましたね。

 

笑福亭の客足が減った理由の仮説②とんかつラーメンのイメージが強すぎる

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――3種類のラーメンをいただきましたが、看板メニューのとんかつラーメンと同じくらい、他のラーメンもとても美味しいのはもちろん、個性的ですよね。

 

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岸川さん:ありがとうございます。とくにこれからは「魚海塩らぁ麺」に力を入れていきたいと思っているんですよ。北九州市内であまり塩ラーメンを押し出しているお店は少ないし、このラーメンに自信もあるので。塩を極めたいと思っています。

 

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▲魚海塩らぁ麺

 

――たしかに「魚海塩らぁ麺」はめちゃめちゃ美味かったです! スープはもちろんですが、京都の麺、穂先メンマ、自家製チャーシューといったこだわりも凄いラーメンでした。

 

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岸川さん:でも「とんかつラーメン」のイメージがあまりに強すぎて、なかなか注文してもらえないんですよね…。

 

――出た「とんかつラーメン」。あれもめっちゃ美味いし、強烈な個性のある一品ですもんね。

 

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▲看板メニュー・とんかつラーメン

 

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岸川さん:昔からのお客さんで「とんかつラーメン」が好きという方が多くいらっしゃいます。ただ、もっと他のメニューの新しいファンの方もつかみたいと思って、お店のイメージを変えたんですよね。

 

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▲おしゃれな新しい店舗の内装

 

――なるほど。塩ラーメンをもっと押し出したいと思って、どちらかというと男臭い感じの旧店舗の店構えから、このカフェっぽい感じの内装に変えたんですね。たしかに「魚海塩らぁ麺」のイメージにはぴったりな気がします。

 

※旧店舗のイメージは過去のネット記事を参照

rocketnews24.com

r.gnavi.co.jp

 

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岸川さん:コンサルの人からはいつも指摘されます。メニューが多すぎるって。「とんかつラーメン」に絞りましょうって。わかってはいるんですが……。

 

――でも今、「北九州 塩ラーメン」で検索すると、Googleマップで一番上に出てきますね。

 

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岸川さん:そうなんです! これはコンサルの人に教えてもらって、Googleにお店の登録をするときに「塩ラーメン」の文言を分かりやすいように入れたんですよ。

 

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▲「北九州 塩ラーメン」で検索するとトップに笑福亭が登場(2020年3月現在)

 

――なるほど…。チャンスではあると思いますが、「塩ラーメンが食べたい」⇒「笑福亭ってお店があるんだ」⇒「検索」⇒「なんだ、とんかつラーメンの店か、思ってたお店と違った」ってことは起きてそうですね。

 

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岸川さん:あー、なるほど……。検索すると「とんかつラーメン」のことばかりですからね。たしかに「Googleマップを見て塩ラーメンを食べに来た」という人はいらっしゃいますけど、まだまだ少ないですね。

 

――「とんかつラーメン」ばかり頼む人が、「今日は魚海塩ラーメンを食べてみるかな」ってことはないんですか?

 

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 岸川さん:それは少ないですね。おすすめはするんですけど、「(他メニューがあることは)知っちょる、知っちょる」と言われて、とんかつラーメンを注文されますね(笑)まあ、それはそれでありがたいことです。

 

――まあ「とんかつラーメン」もめちゃ美味いので、気持ちはわかります。それはそれで、もっと大将のおいしい創作ラーメンの魅力をお伝えしたいですね。完成度の高い多様性のあるラーメンがそれぞれ美味しいわけですし…。

 

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▲大将の創作ラーメンを愛するコアなファンももちろんいます

 

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岸川さん:やっぱり僕は他の人がやっていないような、新しい美味しいラーメンを探求するのが好きなんですよ。タピオカも研究して、意外と辛い物に合うのが分かって取り入れました。

 

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――なるほど……。これまで、たくさん失敗作があったりするんですか?

 

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岸川さん:いろいろ試して、失敗作はたくさんあります。メニューにしなかった失敗作もありますし、取り入れたけど、すぐに止めたものもたくさんありますよ。

 

――もっと大将を「とんかつラーメンの作り手」ではなく、「創作ラーメンの達人」として認識してもらえるようにしたいですね。この記事も少しは貢献できるといいのですが…。

 

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岸川さん:それはありがたい。僕もそう思ってもらえるように、これからも探求は続けていきます。

 

笑福亭の常連客に大人気! 持ち帰りできる自家製チャーシュー

 

――ちょっと気になったんですけど、あのめちゃくちゃ美味いチャーシュー、持ち帰れるんですか?

 

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岸川さん:そうですよ。常連さんから「おせち用に自家製チャーシューを分けてほしい」とお願いされたことをきっかけに、売り始めたんです。年末はけっこう売れて、好評でした。

 

――いやー、それはそうでしょう! あのチャーシューはホントに美味しかったですもん。

 

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岸川さん:持って帰って、ご家族で食べてみてくださいよ。オリーブオイルで焼くと美味しいですよ。

 

――本当ですか!! ありがとうございます!

 

…ということで、自宅にチャーシューを持ち帰り、妻と子どもにチャーシュー丼を振る舞ってみました。

 

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オリーブオイルで軽く焼いて…。

 

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丼にのせて完成!!シンプル!!

 

妻にも4歳の息子にも好評で、好き嫌いの激しい息子もきれいに全部完食しました。

 

そもそもラーメン店で仕込んだチャーシューをブロックで買えること自体、なかなかな贅沢。ぜひ予約して購入してみてほしい逸品です。

 

小倉に行ったら「隠れ家らぁ麺 笑福亭」の創作ラーメンを食べよう

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帰り際、大将の岸川さんに「大塚さん、お仕事楽しいでしょう?」と尋ねられました。

 

僕が「楽しいですよ」と答えると、岸川さんは「僕も楽しい。お客さんは来ないけどね」と言って、「あっはっは」と。

 

そんな岸川さんの心底幸せそうな笑顔を見て、僕も思わず「あっはっは」と笑っちゃいました。

 

今思うと失礼だったかな、とも思いますが、この日の取材で一番幸せな瞬間でした。

 

僕はもっと、岸川さんが楽しそうに追求しているおいしいラーメンを皆さんに食べていただきたい。きっと幸せな気持ちになるはずです。

 

隠れ家らぁ麺 笑福亭

住所:福岡県北九州市小倉北区片野新町1-14-10 コーポ片野 1F

営業時間:11:00~15:00、18:00~20:00

定休日:水曜日

>>お店の公式サイトはこちら 

>>「隠れ家らぁ麺 笑福亭」の食べログはこちら